2020年4月19日日曜日

ふてふてな日々 4


「毎日小学生新聞」が好きで毎朝読んでいる。
大人が普段やりとりしている難解な言葉も小学生にも分かるように教えてくれるし(最近だと「パンデミック」とか「世界大恐慌」とか)、全国の小学生に向けて語る女性編集長のポジティブな言葉にもいつも励まされる。
今朝は、私が以前コラムで触れた『やかまし村』のことが一面で紹介されていてなんだか嬉しかった。そうそう。大人に言われたからやるんじゃなくて、自分の頭で一つひとつ考えて行動する子どもが沢山増えないとね。


この新聞、個人的にいろいろ好きなコーナーがある。
深海魚アイドル図鑑には「なにそれ!?」と度肝を抜かれるし、子どもたちの俳句を紹介してそれを添削するという「キラリ一句」のコーナーも面白い。なにより“寒太先生”が添削するといつも根本的に内容が変わっちゃうのが可笑しい。

緊急事態の日々のなか、毎朝届けてくれてありがとうございます。
これからも楽しみにしています。


一昨日のこと。
今日もカレンダーは真っ白で何をするべきかわからなかった。
音楽が聞きたくなって、やさしい音楽がいいと思って、CDを買った。
CDを取り出すと、そこにはこんな言葉が。

「そこにある隙間は考える余白」

音楽はいいなあ。
斉藤友秋 Tomoaki Saito

2020年4月8日水曜日

ふてふてな日々 3

朝、川原をランニング。人気のない公園の桜の木の下で太極拳をする。
歩いたり、走ったり、踊ったり、身体を動かしているとふと良いアイデアが浮ぶのだけど、ほとんど書き留められないからしばらく経つと消えていく。あれはどこに行っちゃうんだろうなと思う。 


あちこちで散った花が幹のところにたくさん寄り添っていた。花が土の上に落ちているとホッとする。固いアスファルトの上じゃ行き場がないもんね。
触れると柔らかかった。(人とは濃厚接触できないけど花なら大丈夫。)




どこ行くの? 
土の中。
土の中に行ったら? 
しばらくゆっくりして、また花に。

2020年4月5日日曜日

ふてふてな日々 2


息苦しい日々だけど、久しぶりに声を出して笑った作品。最後は、なんか涙がでた。ありがとう。



2020年4月1日水曜日

「ふてふて」な日々


外がとても静かでしんとしている。
こんなに静かな東京ってこれまであっただろうか。時々、鳥の鳴き声がする。 
向いの窓から外を見ている小さな男の子と目が合った。学校は休み。もう何日も外に遊びにいけないのだろう。 
コロナウイルスの蔓延を防ぐため、外出“禁止”ではなく、自粛“要請”が政府から出た。引き込もれる人はいいけれど、働かなければ食べていけない人は外に出て行かなければいけない。政府は困っている国民に和牛券を配るという(ベジタリアンの人はどうするのだろう?) 
やれやれ。ため息が止まらないけれど、私がいまやるべきことはため息をつくことじゃない。
光と闇はいつも一つ。だとしたら、少しでもポジティブな面に目を向けて今日一日を過ごそう。


先日、実家に帰ったとき、テーブルにこんなメモが置いてあった。 
父が「やれやれ」と言うのが口ぐせで、ことあるごとに「やれやれやれやれ」と言うので、母が「『やれやれ』以外に言うことないの?」と言ったら、父は何やらせっせと書き出したらしい。 


私もこれからは、「ふてふて」とか「のたのた」とか呟くようにしよう。 


最近、読んだ本。
こんなときは詩が心の支えになる。
『ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』 
『金子みすゞ童謡集 Something Nice』 

最近、書いた文章。
いま自分の立っている所から見えること、感じることを書こうと思って書きました。どこかの誰かに届きますように。