楽しくもあり楽しくもなし
2024年4月9日火曜日
「言葉にならないこと」をめぐって
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映画のコラムサイトPINTSCOPEのポッドキャスト、「山田真歩のやっほー!シネマ 〜対話篇」(第4回目)が公開されました。 どこかにいるあなたへ届きますように。 ↓ ↓ ↓ 【後編】「言葉にならないこと」をめぐって 00:00~ 改めて、林建太さんのご紹介 02:...
2024年4月2日火曜日
「ありのままの風景」をめぐって
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🌸 🌸 🌸 映画のコラムサイトPINTSCOPEのポッドキャスト、「山田真歩のやっほー!シネマ 〜対話篇」が公開されました。 今回はゲストに林建太さん(視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ代表)をお招きして、いろんなお話をお聞きしました。林さんが「こういうことをあ...
2024年3月7日木曜日
嬉しい偶然
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去年の年末から始まった 「やっほー!シネマ 〜対話編」 の中で、ベートーヴェンの交響曲第九番のことに触れた。 「おお友よ、このような音ではない! そうではなく、もっと楽しい歌をうたおう。もっと喜びに満ちたものを!」と、それまでの雨雲を振り払うかのように、最後の最後で圧倒的な光の洪...
2024年1月2日火曜日
新年
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今日は日本舞踊のお稽古場近くの神社で、奉納舞踊を踊らせていただきました。朝から寒い曇り空でしたが、踊っている途中で雲間から見えてきた太陽の光がきれいでした。 一つ一つ蒔いた種が芽吹き、豊かな実りへと繋がる一年になりますように。 + 「やっほー!シネマ 〜対話篇〜」の第二回目 が公...
2023年12月26日火曜日
対話編(第一回)
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「やっほー!シネマ〜対話篇〜」の第一回目が公開されました。映画のコラムサイトPINTSCOPEの 「山田真歩のやっほー!シネマ」 から聞けます。 以下は音の目次(喋っている内容のおおまかな分数)です。 ↓ 00:00 今年一年を振り返ってみる 08:55 年末年始に観たい映...
2023年12月15日金曜日
もうじき年末
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今年は一年の最後に「新しいこと」を始めます。 これまで5年間、映画のコラムサイトPINTSCOPEで「やっほー!シネマ」というコラムを書いてきました。もともと感想文は苦手だし、何か良いものを見ても「良かったよ」とか「面白かったです」など、シンプルな言葉で済ませていました。それがコ...
2023年12月5日火曜日
すっかり師走
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仲のいい友達夫婦が、来年引っ越すことになった。彼らの家に住みついた黒猫のマルとはとても仲良しになって、夫婦が留守の時はいつも一緒に過ごしていた。 最近、彼らの新しい家族になったおチビさんと散歩もするようになった。彼女とも仲良しになった。 みんないなくなってしまうのは淋しいけれど、...
2023年9月6日水曜日
もうすぐ(追記あり)
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舞台『ガラパコスパコス ~進化してんのかしてないのか~』の幕が開きます。 演出家のノゾエ征爾さんが2010年に生み出したお芝居です。 どんな作品かを言葉にするのがとても難しいので、 タイトルで言葉しりとりをしてみました(内容とはあまり関係ありません)。 ガ 瓦礫の中につっ立って ...
2023年8月31日木曜日
JUST DO IT.
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大河ドラマ「どうする家康」に登場する「旭姫」という役をいただいた。豊臣秀吉の妹の役だった。 この時代の女性は男性に比べて史実としての文章があまり残ってないようなので、彼女の胸中は想像するしかなかった。 コメント にも書かせてもらったけれど、戦国時代を生きた一人の女性が、武力ではな...
2023年8月11日金曜日
昨夜のこと
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昨夜は、ピントスコープ5周年記念イベントでした。初めてのオフライン・イベントということもあり、手探りでしたが、いろんな方の想いがぎゅっと詰まった、とても暖かい会になったのではと感じています。 いつも安定感のある編集長の小原さんが涙ぐむ開会の言葉からはじまり、編集担当の川口ミリさん...
2023年8月8日火曜日
初のホラー体験記 💀
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PINTSCOPEの映画コラム『やっほー!シネマ』の24回目が公開された。 今回は、ホラードラマ「憑きそい」の撮影期間中に感じたこと、考えたことを書いてみた。ホラーの撮影期間は、日常生活ではなるべく誰とも会わないようにしていた。帰るといつも塩を肩にふって、日本酒入りのお風呂に入っ...
2023年7月21日金曜日
お知らせ(その②)
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★PINTSCOPE 5周年イベント★ 「心に一本の映画があれば 〜How does it feel? 〜」 映画のコラムサイト「PINTSCOPE」初のオフラインイベントが開催されます。その第一回目のゲストとして呼ばれました。 編集長の小原さんに、「PINTSCOPEという...
2023年7月14日金曜日
お知らせ🐦
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只今、「やっほー!シネマ」のZINEを製作中です。 映画コラムサイト 「PINTSCOPE」での連載 が始まってから、早いものでもう5年が経ちました。この辺りで、これまで寄稿して来たコラムのうちから数本を選んで、一冊のZINEにまとめることにしました。 自分で言うのもなんですが...
2023年6月30日金曜日
詩集を選んだ日
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ふと 誰かに詩集を贈りたくなって、 新宿の紀伊国屋書店の二階で本棚の前に立つ。 詩の本棚だ。 ほとんど知らない人の名前とタイトル。 いろいろページをひらいてみる。しっくりこない。 『港の人』という本を手にとる。 タイトルがいいと思った。触れてみていいと思った。 紺色の布地の表紙に...
2023年6月24日土曜日
100分de名著
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NHK「100分de名著」に朗読で出演します。今回は『放浪記』『浮雲』などを残した作家・林芙美子です。 彼女の作品を読んでいると、「 まるで空に浮かぶ雲のように 、人の心も世の中もどんどん移り変わっていくんだなあ」ということを痛感します。でも、そんな確実なものが何一つない世界で...
2023年6月10日土曜日
たぶん梅雨入り
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この間、鎌倉のとあるバーで偶然会った年下の女性から、h hunt(ハリー・ハント)という音楽家を教えてもらった。ピアノへの触れ方が心地いい。最近、朝起きると聴いている。 + 最近、読んだ本。 『はじめて あった』(大橋仁・写真) 写真集『はじめて あった』をめくっている。何年も前...
2023年4月18日火曜日
amor fati
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最近、本をめくっていたら、「アモール・ファティ(amor fati)」という言葉に出会った。そこには、こんなふうに書いてあった。 「ニーチェにアモール・ファテイ(運命愛)という重要な観念があります。自分の運命を愛したまえ、それが自分の人生なんだ、ということですね。ニーチェが言うに...
2023年4月12日水曜日
喜多村みか写真展に寄せて
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私だけしかこれを知らない。 私だけが今この瞬間を感じている。そう感じることがある。 多くの人が見向きもせずに通り過ぎて行ったもの。数字や言葉が捉えそこねるもの。不特定多数の人に向けられた笑顔ではない、ごく親しい誰かに向けられた一瞬の微笑み。大勢の人に伝えるキャッチコピーではない...
2023年3月11日土曜日
3月11日
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今日は西脇順三郎さんの詩集をかばんの中に、寄り道しながら三田を散歩した。 夜、水道橋で懐かしい人にあった。小さな手のひらサイズのお墓をもらった。 帰りの電車で『旅人かへらず』をめくる。 あの日から、ずいぶん遠くに来たような、つい昨日のことのような。不思議な気持ちになった。
2023年3月10日金曜日
BUSY BODY
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長屋の発想 最近、「長屋」というキーワードを、親しい人たちから聞く機会が増えた気がする。 長屋の距離感。同じ屋根の下に住んでいるのだけど、ちゃんと壁があって、でも声が聞こえてくるから完全に一人ではない。家族ほど密着していなく、一人暮らしよりも他者が近い感じ。 都会で一人で暮らし...
2023年1月26日木曜日
父母と『思春期』の話
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お正月に実家に戻った時、父母といろんな話をした。 小学校の教師を退職して何年も経つ両親は、今は二人でささやかなサークル活動のようなものをやっている。たとえば、フルートの先生に歌を習うことや、人形を作って子どもたちに人形劇を上演すること。それから、「本の会」に参加していろんな児童書...
2023年1月5日木曜日
新年
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毎年、お正月に日本舞踊のお稽古場の近くの神社で、奉納舞踊を踊らせていただいている。今年は、商売繁昌の門付の踊り「萬歳」と民謡「伊予節」を踊った。 あるお師匠さんから「いい踊りを踊るね」と声をかけてもらい、嬉しかった。いつだったか、私の踊りのA先生が、「庭の落ち葉をはくように、自然...
2022年12月25日日曜日
印象スケッチ
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心揺さぶられる展示を観た 沖潤子さん の刺繍 祈りのテンポで 激しさと 優しさが クロスする 傷口をゆっくり修復するような糸の道 ひと月にひとつの祈りの形を縫い上げる 縫うことが祈り 沈黙し 手を動かす いつも○から始まる 小さな○ 好きなだけ広がってく○ 魂が納得するまで...
2022年12月7日水曜日
今年もあと少し(追記あり)
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来週はいよいよ 舞台「沈丁花」 の幕が開く。 今回は、生演奏もオリジナルの歌もすごく素敵だし、とにかくアンサンブルの方達のチームワークが素晴らしく、稽古を見ながら何度も目頭が熱くなる。 どうか、無事に幕が開きますように。そして、最後までみんなで走り切れますように。 今年、最初で最...
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