2019年6月5日水曜日

ポエトリー/アグネスの詩

ピントスコープの連載の第8回目が公開されました。
       ↓

今回はイ・チャンドン監督の『ポエトリー/アグネスの詩』という作品について書いてみました。コラムのバランスを考えて、「次はコメディにしようかな」とか「アニメについて書いてみようかな」とかいろいろ思うのだけど、やはり自分の心の琴線に触れるものを書こうと思うと、今回観たような作品になる。

悩ましいことに、「いいな」と思う作品ほど言葉にならない。だからこれまでは「いいな」と思っても自分一人の心の中に秘めて大切にしてきた。言葉にした途端になにかが限定されて失われるような気もして……。でも、そうすると広がっていかないということにも気づいてきた。こういう作品がもっと増えてほしいと思うし、誰かとわかり合いたい・共有したいと思ったので、うんうん言いながらなんとか言葉にしてみました。
どこかの誰かに伝わったら嬉しいです。