2015年9月17日木曜日

昔のことを思い出した日

雨の日がなんか好きになった。



この間みた「鉄割」は相変わらずぶっ飛んでいて、たくさん笑った。
テニスコーツの新曲がよくて、たくさん聴いている。




少し昔のことを思い出した。

山田家には5人がけのダイニングテーブルがあって、夕飯を食べ終わると父はいつもそこに座ってテストの丸つけをしていた(彼は小学校の教師だった)。父の椅子の後ろには戸棚があって、その中にはキャンディやら乾パンやらに混じって、若いころの彼が書いた詩画集がつまっていた。私が何かに悩んでいたりすると、「お父さんもね、そのことについて考えたことがあったよ」と棚の中をゴソゴソ探して作品の一部を引っぱり出して読ませてくれた。作品にはどれも「POOH」と手書きでサインがしてあった(プーさんが父の愛称だったようだ)。当時の自分がどんなことで悩んでいたかは忘れてしまったけど、ピンと来るものもあれば来ないものもあった。

この詩を書いたときの若き父の気分を、今はなんだかとても近くに感じる。