2019年4月15日月曜日

春になりました


ピントスコープに文章がUPされました。
今回は映画『男はつらいよ』について。ひょんなことから四十九作すべて観ることになり、寝ても覚めても「寅さん」のテーマソングが頭の中で流れる日々を送っていました。
第六回「季節外れの腹巻き
第七回「トラ(寅)ベラ・ノー・リターン 旅人帰らず」

+

昨日は、去年の夏にやったお芝居「午後の光」のメンバーで久しぶりに集まった。それぞれの知識を持ち寄り、いろんなワークショップをした。
フルーツと即興してみたり(たとえば「バナナ」とか「レモン」とか名前がついているけれど、その名前をなくしてみて、まるで自分が初めて「それ」を目にするかのように果物を感じる)、他人の喋り方や仕草を模写したり(太田省吾さんのインタビュー動画を見ながら、仕草や表情、喋り方を真似する)、詩の朗読をしたり。たくさん笑った。



この間、「午後の光」で音楽を担当してくれたてんこまつりさんに「音」の話を聞きにいきました。彼女の曲の、静かに寄り添っている何か小さな影のようなものの感じが好きです。曲の印象と変わらぬ容姿でかわいらしく、いつでも音への敬意が溢れています。
ピアノの音を鳴らしながらいろいろな話をしたのだけど、一人で聞くにはもったいないような気がしたので、話の一部を公開します。興味のある方は聴いてみてください(目次の数字は話している内容の時間の目安です)。

音の目次

1 いろんな音を鳴らしてみる 
5 音の日記 
6 音を鳴すと世界が始まる
9 森、海、そして夜の音
14 都会、いとなみの音
18 感情を音で表してみる
31 深海を泳ぐクジラのような
33 てんこリズム
43 鏡としてのピアノ
45 鳴っちゃったものに共鳴していく
49 音をよく見る
54 『絶対音感』の前書きを読む
58 いちばん遠くから聞こえる音を聴く