『夕陽のあと』という映画の撮影で九州の離島へ行ってきた。
撮影の合間を見つけて毎日よく歩いた。
漁師町なので猫が多い。至るところで出会う。そして人懐っこい。昔から、漁師たちは採った魚をさばいてまだトクトク動いている心臓を猫にあげたという。
海の色が場所によって違う。きっと季節によっても違うんだろうな。
「とわ号」。
素晴らしい出会いがたくさんあって、思い返しては胸が温かくなる。
また会いに行く日まで。
ピントスコープでの連載「やっほー!シネマ」が更新されました。第5回目のテーマは「女友達」です。久々に会った幼馴染の友人と地元を散歩したときに、彼女とここ最近一番印象深かった映画について話したときのことなどをつらつらと。
今回書いていて、「自由」であることと「孤独」であることは表裏一体なんだなあ……としみじみ思った。今の自分のいる場所から見えること、感じたことを書いてみました。