2020年4月1日水曜日

「ふてふて」な日々


外がとても静かでしんとしている。
こんなに静かな東京ってこれまであっただろうか。時々、鳥の鳴き声がする。 
向いの窓から外を見ている小さな男の子と目が合った。学校は休み。もう何日も外に遊びにいけないのだろう。 
コロナウイルスの蔓延を防ぐため、外出“禁止”ではなく、自粛“要請”が政府から出た。引き込もれる人はいいけれど、働かなければ食べていけない人は外に出て行かなければいけない。政府は困っている国民に和牛券を配るという(ベジタリアンの人はどうするのだろう?) 
やれやれ。ため息が止まらないけれど、私がいまやるべきことはため息をつくことじゃない。
光と闇はいつも一つ。だとしたら、少しでもポジティブな面に目を向けて今日一日を過ごそう。


先日、実家に帰ったとき、テーブルにこんなメモが置いてあった。 
父が「やれやれ」と言うのが口ぐせで、ことあるごとに「やれやれやれやれ」と言うので、母が「『やれやれ』以外に言うことないの?」と言ったら、父は何やらせっせと書き出したらしい。 


私もこれからは、「ふてふて」とか「のたのた」とか呟くようにしよう。 


最近、読んだ本。
こんなときは詩が心の支えになる。
『ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』 
『金子みすゞ童謡集 Something Nice』 

最近、書いた文章。
いま自分の立っている所から見えること、感じることを書こうと思って書きました。どこかの誰かに届きますように。