2019年12月4日水曜日

関西弁バージョン


「なんかよーわからへんけど、気になる」とか、
「言葉にならへんけど、なんか好き!」とか、そう思うことがよくあんねん。

言葉にならへんものは伝わりにくいねんな。
わかりにくいものは広がりにくいねんな。めっちゃ時間かかるやろ。
わかりやすいものは、すーぐ流通すんねんな。
記号とか情報とか数字とかは、誰の目から見ても明かやもんね。
誤解とか誤読のしようもないし。迷子になることもない。
せやけど、そんなんばっかの世の中はおもろないねん。

白黒はっきりせぇへん曖昧なものたち。
「つかんだ!」思ったらもうちごてるものたち。
束ねようとする言葉の間を煙みたいにすり抜けるものたち。
そういうものたち、いっつも「がんばれー」思うねん。
ま、時々「どっちやねん!」ってつっこみたくなるけどな。

ちゅうわけで、ピントスコープ第11回目更新やで!
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ときどき無性に関西弁を喋りたくなるときがある。デタラメの関西弁を喋っているうちに不思議と肩の力が抜けていき、「ま、そんな肩肘はらんでもええんちゃうん? 眉間にぎょーさんシワ寄っとるで〜」みたいな気分になってくる。テレビのニュースとかも、関西弁で事件を伝えるニュースキャスターがいたら印象はだいぶ変わる気がする。
なんだろうこの魔力…。試してみてください。おすすめです。