2018年7月27日金曜日

今夏のお知らせ


いつも “音” が連れていってくれる。
まずはじめに「あ、いいな」と思う音があって、
そのうしろをついていきたくなって、
盲目のまま手をひかれていくと、
「ああ、こんな風景を見てみたかったんだ」と思える場所に立っている。

映画「菊とギロチン」で役を演じるときに毎日聴いた “音” があった。
わたしはこの桜川百合子さんの声に誘われて踊りながら台本を読んだ。
調べると、もう亡くなっているというのでとても残念だったけれど、声の中にある魂は聴く人がいるかぎり受け継がれていくんだなあと思った。



映画「菊とギロチン」、テアトル新宿で始まっています。
お誘い合わせのうえ、ぜひ映画館に足を運んでみて下さい。いろんな魂がこもった作品です。🍉