NHK「100分de名著」に朗読で出演します。今回は『放浪記』『浮雲』などを残した作家・林芙美子です。
彼女の作品を読んでいると、「まるで空に浮かぶ雲のように、人の心も世の中もどんどん移り変わっていくんだなあ」ということを痛感します。でも、そんな確実なものが何一つない世界でも諦観するのでなく、いつも逞しく生きていくことを選択していく彼女の姿に勇気づけられます。
そして番組の指南役は、ドラマ『ナイルパーチの女子会』の原作者でもある柚木麻子さん! これまでの林芙美子のパブリック・イメージを覆すような、新たな視点からの解説が痛快で素晴らしいです。ぜひご覧ください。
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余談ですが、私は「100分de名著」は眠れない夜によく見ています。ただ、内容が面白くてなかなか眠くならないのが難点です。この間はこんな一行詩ができました。
「100分de名著 500分見ても眠れない夜」
古今東西の名著を一度に摂取しすぎると、体の中がカオスになるので要注意です…。
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